業務内容について

東京都品川区を拠点に、軽鉄工事やボード工事などの内装工事を行っております。軽鉄・ボード工事とは、内装仕上げ工事の一つであり、建物の躯体工事が完了した後に行われます。
コンクリート造の建物における壁や天井、仕切りなどかつては木材が多く使用されておりましたが、規格化された鋼材である軽鉄が使用されるようになりました。その利便性や特徴から、現在多くの建物の下地に使用されております。

軽鉄工事

軽鉄下地工事とは、軽天工事、LGS(軽量鉄骨=Light Gauge Steel)工事とも呼ばれ、壁や天井など内装の下地工事のことを指します。軽量鉄骨材という名の通り厚さ0.5ミリ程度で、薄くて軽量のため切断したり穴を開けたりする加工が容易です。使用しやすい軽鉄は店舗やオフィス、近年では一般住宅などあらゆる建物の内装に、新築・改修工事問わず広く使用されております。

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内装の土台になる工事

軽鉄工事は壁や天井の土台となる部分を施工するため、曲がっていたり歪んでいたりすると天井や壁の歪みとなって表れてしまいます。天井や壁の形状が複雑である場合などは特に施工が難しく、職人の技量が必要となってきます。
当社は経験豊富なベテランの職人による、ご要望に沿った正確な施工が可能です。建物を利用する方々が安心・快適に過ごせるよう、垂直・平行の管理や、施工場所に合わせて臨機応変にご対応致します。

軽鉄工事(LGS工事)のポイント

・軽量で建物への負担が少なく、搬入や加工がし易いです。R曲げをはじめとする曲げ加工や、現場に合わせたカットも可能で、工期の短縮にもつながります。

・軽量鉄骨は薄いものの、十分な強度が保持できます。施工後は簡単に歪んだり曲がったりすることがありません。木材のように湿気や腐食、虫食いの心配もないため、長く安心して使用できます。

・不燃材料でできているため、耐火性に優れています。火を使うキッチンまわりには最適な素材です。

・軽量鉄骨は木材よりも供給や価格が安定しており、工期短縮やコスト削減にもつながります。

ボード工事

ボード工事(BP)とは、鉄骨の骨組みの上に石膏ボード等を張り、壁や天井の土台を作る工事です。耐火・耐水・遮音・防湿など機能性に優れており、抗アレルギー性もあるため、多くの建物の壁や天井にこの工法が用いられております。

部屋の空間を広めに取りたいなど、鉄骨の組立が不要な場合は、GL工事を用いることもございます。GLと呼ばれる接着剤を壁に塗り付け、直接コンクリート面にボードを張り付ける施工方法です。

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プロの手で作る正確な下地

ボード工事はクロスなどの内装仕上げ工事の前に行われます。建物によっては内装を施さず配線やコードなどがむき出しになっているものもありますが、見た目を綺麗にするだけでなく結露防止や防音対策など内装には様々な役目があります。
当社は建物に合った内装仕上げをするため、細部まで拘ったボード工事で下地をしっかり整えます。正確な情報を見て正確な手順で、考えながら造り上げるからこそ、質の高い下地が出来上がります。

ボード工事のポイント

・防火性、耐火性が高く、たとえ火災が発生して高温にさらされても、温度の上昇を遅らせて熱の伝導を防いでくれます

・防音性や遮音性が高いため、マンションやオフィスビルでのトラブル防止に役立ちます

・耐アレルギー性が優れており結露やカビの発生防止につながります。一般住宅など人が長く利用する建物でも安心して使うことができます

・石膏ボードの他に、珪酸カルシウム板、フレキシブルボード、岩綿吸音板など様々な種類があり、軽量で加工も簡単。各々に特徴があるため建物の環境に合ったものを選べます

内装リフォーム

壁や天井のクロス、床の張り替えなど内装リフォームも承っております。クロスや床の張り替えは大きな施工でなくても、お部屋の印象がガラッと変わるため手軽にできて人気の高い工事です。
最近ではデザイン面だけでなく消臭や抗菌・汚れ防止、安全性を重視したクロスやフロアの張り替え方法などもございます。建物の用途によって向き・不向きがあるため、お客様の環境にあった方法で施工いたします。

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大工工事全般

手すり一本等の些細な工事から、間仕切りの変更や収納スペースの増築等の大工工事も承っております。経年劣化によって破損が気になる部分や、ライフスタイルで変わるお部屋の使い方など、お客様が使いやすくなるようご要望に合わせて施工致します。
その他ご相談ありましたら、出来る限りお応えしますのでお気軽にご相談ください。

内装仕上げ工事の流れ

軽鉄下地材を組み立てる

様々な形の軽量鉄骨材を格子状に組み合わせながら、壁や天井の骨組みを作っていきます。建物の複雑な形に適応するには、技術や知識・経験が必ず求められます。当社は経験豊富なスタッフによって高い技術力で施工しております。

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ボードを貼る

軽鉄下地工事が完了したら、石膏ボード等を貼っていきます。様々なボードの種類があり、建物に合ったボードを丁寧且つスピーディーに施工致します。

遮音、断熱のために内部にグラスウールと呼ばれる材料も敷き詰めていくことも可能です。

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クロスなど仕上げ工事

ボード工事が完了すると、クロス工事へと移ります。下地の段階で歪みや隙間があると、壁紙やクロスが綺麗に仕上がりません。目に見えない部分だからこそ、正確に施工することが内装全体の仕上がりにおいて重要になってきます。
当社は職人の目でしっかり見て、細部まで徹底した下地工事を行っております。

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